訪問マッサージを個人開業するために必要なことは?
マッサージといえば、治療院に自ら足を運び、そこで施術を受けるイメージが浮かびます。肩こりなど上半身の問題であれば足しげく通いやすくなりますが、腰痛や足のしびれなど下半身の場合は通うのには困難が伴います。
そこで最近、人気があるのが訪問マッサージです。
とくにリハビリ目的の訪問マッサージは、健康保険が適用されるので利用者側にとっては料金が安く済みます。またマッサージの事業者側から見れば、料金の回収が容易というメリットがあります。
病気やケガが原因で生活上の動きに支障がでてしまったり、リハビリのために定期的なマッサージが必要ではあるが、通うのは難しい方や寝たきりのために関節拘縮が起こり、介護する家族が大変になりつつある方などが対象となります。
事業を立ち上げるために必要な知識と資格は?
訪問マッサージ事業を行う上で必要な知識と資格について紹介します。
・知識について
本業のマッサージについての知識は十分であっても、事業を行うとなればマッサージの仕事以外にすべきことがあります。
会社の一員であれば、経理、営業、事務などそれぞれの得意を活かした分業で成り立っていきますが、事業主であればすべての業務を把握して行うことになります。
また訪問マッサージは保険が適用されるので利用者にとっても事業者側にとってもメリットがありますが、保険に関する事務方面での知識も必要です。
・資格について
リハビリ目的の訪問マッサージで健康保険の適用を受けるためのいくつかの条件のひとつに、国家資格をとったマッサージ師であることというものがあります。当然のことながら、事業を立ち上げるためには正式な資格である「あん摩マッサージ指圧師」という資格が必要です。
事業を始めるのにかかる資金は?
訪問マッサージは、患者様を施術するための治療院を開設する必要はないので、開業資金は比較的少なくて済みます。通信に必要なパソコンなどの機器に加えて広告宣伝費の準備が必要です。ポスティング、新聞広告、折り込みちらしなどどのように宣伝をするか検討して資金を計算しましょう。
訪問マッサージのフランチャイズについて
経営の知識がない方が抱える悩みとしてあげられるのが、開業したはいいが経営を安定させるためには実際に何から始めたらいいのかわからないというものです。
訪問マッサージを始めてみたが、広告宣伝費をかけたわりには顧客がつかない、保険の計算を一から勉強していくだけの知識や時間が不十分、などの理由で行き詰まりを感じる方が多くいます。
そのような問題を解決する方法のひとつがフランチャイズに加盟することです。
多くの方に知られた商標や商号つまりブランド名を使うことができるので、宣伝効果が出やすいのが何より大きなメリットです。
事業をするならフランチャイズがおすすめ
宣伝効果が出やすいこと以外にもメリットがあります。それは安定した経営をするノウハウを教えてもらえることや確立されたシステムが使用できることです。
どちらも個人が習得するには長い時間がかかるものです。また試行錯誤しながら行うのは想像以上の労力をともないます。
事業を安定的に運営していく知識は、フランチャイズの形で提供されたものを利用していくことで効率よく習得できます。
必要にもかかわらずマッサージを受けられない人たちのために
リハビリとしてマッサージを受けたいが病院や治療院に行ける状況ではないなどマッサージが必要なのに受けられない方のためにも訪問マッサージは必要な事業です。
フランチャイズ型の訪問マッサージなら低投資で高収益が望めます。是非一度検討して見ましょう。
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