適正な能力が求められるのが鍼灸師の仕事です。
コミュニケーション能力
鍼灸師は、お客さんと接することが多いです。
いわゆる接客業でもありますので、日頃からコミュニケーションをしっかり取る必要があります。
例えば、患者さんのカウンセリングをしたり、悩みごとを聞いたりすることもあるでしょう。
このように様々なコミュニケーションすることが多いのが、鍼灸師の仕事でもあるのです。
そのため、ある程度のコミニケション能力に長けているのがひとつの条件になり、適正とも言えます。
患者さんが不安を抱かないよう、しっかりサポートしてあげることが大切です。
その一方で、コミニケション能力に欠けている方は鍼灸師の適正がないと言えます。
奉仕性について
鍼灸師に向いている人、適正として必要なものとしては奉仕性もあげられます。
奉仕性、いわゆる「患者さんの病気を治してあげたい」という気持ちがあるかどうかになります。
鍼灸師は医師と同じ、医療職の一つでもありますので、「患者さんの病気を治したい」、「病気で苦しんでいる人たちを助けてあげたい」という気持ちが大切です。
鍼灸師は開業も可能ではありますが、鍼灸の治療を実際にしていく中で、多くのスタッフと関わることはそう多くはありません。
個人経営の場合が多いので、鍼灸師でもある自分自身の性格や人柄などが、そのまま治療院の信頼や適正に繋がる傾向にあります。
そのようなこともあり、患者さんに人気があり信頼される人が適正があり「向いている」、それ以外の方は適正がない「向いていない」と言えます。
学習意欲も大切です
鍼灸師に向いている、適正がある人というと、常に学習意欲を持っているかどうかも大切な指標です。
鍼や灸の治療院では、常に継続的な学習意欲が求められます。
鍼灸師の国家資格に受かることはもちろんのこと、試験に合格した後も常に勉強が必要です。
治療院の世界では次々に新しい施術方法なども出てきますので、そのための勉強も求められます。
そのため勉強が好きな人であればいいのですが、勉強するのが苦手な方は向いていないと言えるでしょう。
鍼灸師として仕事をする以上、常に勉強は必要ですので、継続的な学習意欲や熱意があるかどうかが大切です。
体力も必要です
鍼灸師の適正としては体力もあります。
ご存知の通り、鍼灸師は毎日たくさんの患者さんを相手にします。
そのため、それに対応できる体力も求められるのです。
資格取得後、実際に治療院で働き始めると、一日に何人もの患者さんをサポートすることになります。
ですので、仕事に堪えうるための体力がどうしても必要です。
努力で改善できます
将来、鍼灸師として就業したいという人もいると思いますが、鍼灸師には向いている人、向かない人がいますので、自分が本当に向いているのか事前に確認しておきましょう。
ただ、たとえ向いていなくても、努力することで改善できるのも事実です。
ですので、まずは努力することも大切です。
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