開設届は訪問マッサージの事業展開に関わる大切なものです
地域医療に深く貢献できる訪問マッサージですが、自分自身で事業を開始する際には思い立った時にすぐできるわけではありません。開設届というものを提出する必要があることから、必要な書類を作成して申請してから、実際に訪問マッサージの事業をスタートできます。手続きが面倒な印象がある開設届ですが、書類を保健所で取り寄せて記入するだけで、事務作業が苦手な人でもすぐに完成させられます。
保健所と税務署へ提出します
保健所にある書類を記入して提出する開設届ですが、保健所だけでなく税務署にも申請する必要があります。訪問マッサージの事業を始めるということを申請する場所が二か所ありますので、不備が内容に忘れずに申請しましょう。また、どちらが先でなければいけないという決まりはありませんが、保健所で書類をもらえることから、その場で記入をして申請してしまいますと、その後は税務署で申請するのみとなります。
ゆっくり丁寧に書きましょう
重要な書類である開設届は、保健所で書類をもらえますので、失敗した場合や紛失した場合でも安心ですが、大切なものですので記載はゆっくり丁寧に進めましょう。その際には、誤字や脱字にも注意しながら、名前や住所などの漢字の表記などは正式なものを用いて記載するなど、細かな点まで気を配って記入しましょう。手書きで書類を作る機会が減っている現代ですが、訪問マッサージの開設届はきちんと手書きすることになります。
開設届を理想的に完成させるコツ
面倒な印象がある開設届ですが、書き始めてしまいますと短時間で完成できます。思う通りに申請作業を終了させるためには、急いで書類を取り寄せて慌てて申請作業をするようなことがないように、開設届を早めに用意しておくとよいでしょう。訪問マッサージ事業を始める時には、開業前で慌ただしいことも多いはずです。しかし、できることから早く準備を整えておくことで、いざという時にパニックになることはありません。
記入時の疑問点は問い合わせをして解決しよう
開設届を記載している時に、どのように書いた方が良いのか分からないというような疑問にぶつかる可能性があります。しかし、そのような場合でも慌てることはなく、保健所へ電話で問い合わせをするほか、申請時に確認をして正しい記載方法を知ってから記入するなどしますと、書類の不備や訂正作業が少なく済みます。訪問マッサージの開設届は、それほど難しい記載内容があるわけではありませんが、疑問点は早めに解決をして作業を進めましょう。
提出期限を守って開設届を申請するのが良い
利用者の自宅などへ直接足を運んで施術をする訪問マッサージは、事業を始める際には開設届を提出する必要があることが分かりました。また、開設届はいつ提出しても良いというわけではないため、提出する期限を守って確実に申請作業を済ませるのが理想です。訪問マッサージの開設届は、早めに完成させて速やかに提出するのが重要です。
開設届が受理されてから訪問マッサージの事業が始められます
自分なりに工夫をして完成させた開設届の申請が終わりますと、正式に受理させるのを待つばかりとなります。訪問マッサージの事業を開始するまでには、様々なステップを踏んでいく必要がありますが、一つ一つをきちんと積み重ねていくことで、着実に自分が理想とする訪問マッサージの事業を開始できるでしょう。個人での開業には様々な道のりがありますが、開設届の申請が受理されることで、訪問マッサージの施術をより多くの人に提供できるようになります。
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