相場の数値が多数ある訪問マッサージは需要が高い分野です
訪問マッサージ事業を個人で開業したり独立をする場合、有資格者が経営者となることが多く、その場合はオーナーとしての顔だけでなく、施術をする立場にもならなければいけません。そのため、あまり多くの人数の利用者を一人で抱え込むのは限界がありますので、人数の相場とされる20人程度の利用者が獲得できれば十分でしょう。しかし、口コミで評判が広がるなど、その後大きく事業を拡大で来そうになった場合には、自分以外の有資格者を人材として採用するなどの展開がおすすめです。
訪問マッサージの開業資金の相場は?
利用者に直接施術をする訪問マッサージが個人での開業や独立がしやすい理由として、開業資金が少なく済むという点があります。利用者がいる所へ訪問することから、自分の拠点となる事務所は、場合によっては自宅の一角でもよい可能性があります。そのため、大きな金額の開業資金が必要でないことが多く、相場としては50万円程度でも十分です。費用としてかかる店舗のテナント料が安く済む訪問マッサージは、少ない開業資金でスタート可能です。
訪問マッサージでの年収の相場は?
訪問マッサージの仕事をする場合、一番気になるのは年収の相場です。持っている資格を活かして働くことができる訪問マッサージは、年収の相場として500万円程度とされています。更にオーナーである場合や、一人で独立してやっている場合などは、相場以上の金額になることもありますが、訪問マッサージの仕事は、やりがいがあるだけでなく、年収的にも優れた仕事となります。しかし、利用者に直接施術をするという立場から考えて、自身の健康管理にも気を配る必要があります。
訪問マッサージでできる1日当たりの施術人数の相場は?
訪問マッサージの仕事で大切なのは、自分一人でどの位の人数に対する施術ができるかと言うことです。自分の事務所から利用者宅の距離が近い場合には、短時間でも沢山の利用者に施術ができます。しかし遠方の利用者にも対応していますと、移動時間ばかりが掛かることもあります。1日当たりの施術人数の相場は10人以下で、5人から6人程度しか施術できない場合もあるでしょう。
訪問マッサージの開業をする年代の相場は?
年齢を重ねてからでも男女問わずにできる訪問マッサージの仕事は、最終的に新規開業を目指して若い時から頑張る人も珍しくありません。相場として40代ごろに独立や開業に着手するケースが多く、早い人ですと30代前半には既に自分の店舗を構えて従業員を多数雇用するオーナーになっている場合もあります。またその反対で、定年近くになって独立や開業を考える人もいます。
訪問マッサージで従業員として働いた場合の年収の相場は?
訪問マッサージの仕事をする場合、自分自身が資格を持っていなくても、事務職やアシスタントとして携わることができる職業です。そのような場合には開業や独立をしても、有資格者を雇用して働くことになります。その場合の年収の相場は400万円程度となりますので、有資格者の相場となる500万円よりも少ない年収であることが分かります。しかし、やりがいがあり多くの利用者に喜ばれる訪問マッサージの仕事は、年収以上に得るものが大きく、地域医療に貢献できるでしょう。
様々な相場の数値を理解して訪問マッサージに携わろう
訪問マッサージに関わる内容は、様々な部分を数値化することによって、相場を理解できます。相場が理解できますと、自分が平均よりも優れているのか否かを理解できるなど、今後に役立つ指標が明確に分かります。訪問マッサージに関する様々な相場を知って、今後に活用してみてはいかがでしょうか。
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