将来性ですが、鍼灸師の需要は増加しています。
鍼灸師の需要について
鍼灸師を目指す人の中には、その将来性が気になる人もいるでしょう。
鍼や灸についてはその進化は目覚ましく、日本や世界各国に西洋医学による医療施設やテクノロジー化が進んでいます。
そのような背景もあって、鍼灸の専門家である鍼灸師の需要の減少を懸念する心配の声も出てきています。
他の産業同様、鍼灸師の世界もその需要が気になるところではありますが、そう深刻になる必要はありません。
実際に鍼灸師の需要が途切れることはなく、むしろ、今後はその需要が増加するとも言われています。
鍼灸師の需要増加の理由
需要増加の理由ですが、まずは病気予防に対する考え方の多様化があげられます。
ご存知のように、日本は超高齢化が進んでおり、それぞれが病気とどのように向き合うかなど、ひとりひとりの意識が高揚してきています。
そのため病気にならないための予防策が講じられるようになり、その結果、病気やケガの対処療法として利用されていた西洋医学と比べ、身体のツボを刺激することで自己治癒能力を向上させる、東洋医学に対するが注目されるようになったのです。
実際に病気やケガの予防策として、鍼灸師に治療をお願いする人も増加傾向にあります。
鍼や灸のメリット
鍼灸には様々なメリットがあり、その中でも大きいのが、病気やケガの予防策としての利用です。
そのようなメリットは多くの人たちから注目されてあり、それが需要の拡大、さらには将来性の安心へと繋がっています。
さらに、老人ホームといった介護施設などで行っているリハビリテーションや健康維持法など、様々な施策や充実度が求められています。
将来性の捉え方は人それぞれですが、将来性は高齢化社会に対する様々な施策とも関連してきます。
鍼や灸は薬ではありませんので、アレルギーなどの心配もいりませんし、誰でも気軽に利用できるのが特徴です。
鍼灸師の活躍の場
鍼灸師が活躍できる場が広がってきているのも、需要拡大や将来性の安心に大きな影響を与えています。
例えば、鍼やお灸はクリニックでの治療はもちろんのこと、訪問リハビリテーションなど、以前と比べて多様化しています。
これも需要増加に寄与しており、鍼灸師の将来性を明るくしているのです。
信頼できる治療です
鍼灸師による治療は、昔からある東洋医術の一種です。
東洋医学は西洋医学より長い歴史を持っており、古来より人々の暮らしをサポートしてきてきました。
それが大きなポイントも言えます。
両者には様々な違いがありますが、その中でも大きいのが薬や手術を利用しないことです。
病気を体内から良くするのが西洋医学の基本理念であり、そのため治療のために身体を傷つけたり薬を服用したりと、体に負担を強いることが増えてきます。
その一方で、東洋医学は自然治癒力を高めることが基本理念であり、体外からの作用によって病気を良くしようとします。
これが信頼、あるいは明るい将来性への証でもあるのです。
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