脱サラからのフランチャイズでの独立を成功するためのポイント

脱サラをすると決める簡単であるものの、その後事業を成功させるのは難しいものです。そこで選択肢と浮上するのがフランチャイズ加盟することです。しかし、フランチャイズ加盟をすれば脱サラをした後の成功が約束されているわけではありません。本部選び、資金面、正しい認識など事前に把握しておかないといけないことはたくさんあります。

どれぐらいの資金を用意すればよいのか

脱サラからのフランチャイズ加盟においてまずひとつの問題となるのがどれぐらいの資金を用意できるかです。しかし、開業までにかかる初期費用はそれぞれの本部によって異なります。 1000万円以上の資金が必要な場合もあれば、0円から開業できる場合もあります。大切なのは事業を継続的に運営していくためには具体的にどれぐらいの資金が必要となるのかを知ることです。闇雲に投資をするのではなく、最悪の場合に立ち直れる状態を確保したうえでの投資を心がけましょう。自分にとって最適な本部選択をするにあたっても大きなポイントになります。そして、自分がやりたいことであるのかも考えるべきです。自分がやりたいことではないのなら、情熱をもって取り組んでいくのは難しいためです。

本部選びのポイントについて

日本国内には1000以上の本部が存在し、業種もさまざまです。さらに、本部によって提供するサポート内容が異なるため、じっくり比較検討したうえで決めるのが望ましいといえます。提供するサポート内容だけではなく、どれぐらいのロイヤリティを支払う必要があるのかも検討しないといけません。確立されているビジネスモデルを有するなかでビジネスを展開していけるものの、ロイヤリティを支払うことになります。対価として考えた場合十分なリターンであるのは間違いありません。しかし、ビジネスを展開していくにあたっての制約も少なくないです。自分にとって最善の選択につながるかを考えましょう。また、どのジャンルであるのかも考慮すべき点となります。コンビニ、飲食チェーン、有名学習塾などが成功しやすいジャンルとなります。ほかのジャンルであっても十分な可能性を秘めているため、比較検討するのがよいでしょう。

自分事として捉えるのが基本

脱サラからのフランチャイズでの独立を成功させる最大のポイントになるのはすべてにおいて自分事として捉えることです。本部は確かにサポートをしてくれるものの、本部に従っていれば万事解決というわけではありません。本部任せにはせず、ビジネスを展開するにあたっての制約があるなかで自分に何ができるのかを考えていかないといけません。また、本部や同じ脱サラをしたフランチャイズ加盟仲間からアドバイスをもらうときもあるものの、自分の考えとは相違がある場合もあります。人から意見を聞くのは大切であるものの、経営理念と判断基準がぐらついてしまうのは危険です。成功するか失敗するかは結局自分次第であると認識した方がよいでしょう。もちろん、本部の考えと根本的に異なる場合は後々トラブルになる可能性が高いです。共に経営理念を共有することになるため、自分に合っているかどうかを考えるのが肝心となります。

まとめ

脱サラ後にフランチャイズ加盟をすれば万事解決ではありません。必要となる資金を用意できるのかをまずは考えたよいでしょう。脱サラ後のフランチャイズ加盟で成功しやすいジャンルであるかも留意点です。本部選びにおいては提供するサポート内容やロイヤリティの額などを比較検討したうえで決めるべきです。どの本部でも同じではなく、まずは話を聞いてから決めても遅くはありません。そして、本部任せにはせずに自分事として捉える認識を持たないといけません。