手順通りに訪問マッサージの開業準備をするとスムーズです
訪問マッサージの開業にあたっては手順を踏んで準備をします。まずは開業する場所を決めます。訪問マッサージですので、利用者のところへ自分が訪問するスタイルとなります。
当たり前ですが、広い施術スペースを設ける必要もなく、物件が駅前の便利な場所である必要もありません。
開業手順としてこの段階で時間を掛けてしまいますと先に進まなくなります。開業場所は自宅の空きスペースなどでも可能ですので、予算などを考慮して一番削減できる面でもあります。
訪問マッサージの開業手順 その②
開業の手順として場所が確定してから行うのは、必要な条件を確認することです。訪問マッサージの開業には様々な決まりがありますので、その条件に該当していないと違法での開業としてあまり好ましい状態ではなくなります。
施術に使用する用具の消毒場所の管理のほか、開業をする場所の広さにも条件があります。
仮に訪問マッサージの開業の場合で、自宅の空きスペースを使用して開業することになっても手順を踏んで手続きをする必要があります。自分がどの手順に該当するのか良く確かめましょう。
訪問マッサージの開業手順 その③
手順を守って訪問マッサージの営業が開始できるように準備を進めますと、それほど大きなトラブルもなく順調にスタートできます。次は保健所に依頼して開設の手続きを行います。
利用者に直接施術をする訪問マッサージの場合、保健所に行って開設の手続きを行う必要があります。
事前に必要書類を取り寄せて作成してから出向いた方が、素早く手続きを終わらせることができます。それほど難しい手順はなく、担当窓口なども受け付けて教えてもらえますので安心です。
訪問マッサージの開業手順 その④
だんだん開業の手順が終盤に近付いています。保健所で開設の手続きを済ませますと、今度は保健所職員が、実際にどのような環境での開設を希望しているのか現地調査に訪れます。
もちろん各条件を満たしていることを確認すると共に、開設に相応しい状態が維持されているかなど、細かくチェックをする為に確かめにきます。
特に緊張する必要もなく、ありのままの状態を見てもらって、審査が通れば訪問マッサージの開業が許可されます。
訪問マッサージの開業手順 その⑤
開業手順の最後は鍼灸師会に入会する手続きです。鍼灸師会に入会しておきますと、様々なメリットがあり、訪問マッサージである場合だけでなく鍼灸院を開設する場合にも入会できます。
保険適用で訪問マッサージを経営する場合には、利用者の方に保険証のコピーをもらうことで保険者に請求できる仕組みになっています。
入会が義務付けられている訳ではない鍼灸師会ですが、多くの訪問マッサージ経営者は、様々な手順を踏んだ最後には鍼灸会に入会しています。
知っておきたい訪問マッサージの開業手順
面倒な事柄が多そうな訪問マッサージの開業手順ですが、実際には一つ一つ理解をしてから進めますと、短期間で準備できることが分かります。
多くの人から必要とされる可能性が高い訪問マッサージの分野ですが、開業する前には事前に手順を把握してから開始することで、申請漏れやトラブルも回避できます。これから訪問マッサージ業界について勉強しようと考えている方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
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